遠近両用レンズと中近両用レンズ：あなたに最適なのはどちら？

こんばんは！

店長の金田です^^

本日は、遠近両用レンズは良く聞くけど…

中近両用レンズってどうなの？？

見やすいって聞いたけど…って方に詳しくお伝えしたいと思います♪♪

はじめに

メガネは、視力矯正という大切な役割を果たしています。特に、加齢とともに多くの人が直面する「老眼」の問題を解決するために、遠近両用レンズや中近両用レンズなど、様々な種類のレンズが開発されています。今回は、これら二つのレンズの特性を比較し、どちらが使いやすいかを考察します。この記事が、お客様のメガネ選びの参考になれば幸いです。

遠近両用レンズとは？

遠近両用レンズは、その名の通り、遠くも近くも見ることができるレンズです。通常、レンズの上部が遠くを見るため、下部が近くを見るために設計されています。中間の距離も自然に見ることができるように、レンズの上部から下部にかけて滑らかに度数が変化しています。これにより、一つのメガネで日常生活の様々なシーンに対応できるため、多くの方に選ばれています。

中近両用レンズとは？

中近両用レンズは、遠近両用レンズに似ていますが、主に中距離と近距離に焦点を当てたレンズです。このレンズは、パソコン作業や読書など、中距離と近距離の作業が多い人に適しています。遠近両用レンズと比較すると、遠くを見るための部分が省略されているため、中距離と近距離での視界が広がっています。レンズメーカー大手のHOYAレンズさんの表を参考に説明すると、遠近両用レンズでも中間距離が広く設計された遠近レンズ「City」。中近両用レンズでも奥行き重視タイプの「Room MZ」。手元ワイドタイプの「Room RZ」と３種類に分けられています。

遠近レンズ比較表

どちらが使いやすいか？

生活スタイルに合わせて選ぶ

遠近両用レンズと中近両用レンズ、どちらが使いやすいかは、主にお客様の生活スタイルに依存します。日常生活で遠距離、中距離、近距離の全てをバランス良く使う場合は、遠近両用レンズが最適です。一方で、主に室内で中距離と近距離の作業が多い方は、中近両用レンズの方が使いやすいかもしれません。

視界の広さ

遠近両用レンズは、遠距離から近距離までカバーするため、どうしても各範囲の視界が狭く感じられることがあります。特に、レンズの遠近の境界部分で見え方が変わるため、初めて使用する方は違和感を感じることがあるでしょう。一方、中近両用レンズは、遠距離の視界が必要ない分、中距離と近距離での視界が広く感じられます。

適応期間

どちらのレンズも、初めて使用する際には適応期間が必要です。遠近両用レンズは、レンズの異なる部分を使い分ける必要があるため、慣れるまでに時間がかかることがあります。中近両用レンズは、遠距離の視界が犠牲になる分、中距離と近距離の適応は比較的容易かもしれません。

中近両用と遠近両用の掛け替えが面倒という場合は？

「中近両用」と「遠近両用」を掛け替えるのは面倒と言う場合は、ハイグレードの遠近両用レンズを使うという方法もあります。下記の見え方比較表をご覧ください。こちらはレンズメーカー大手の「Nikonレンズ」さんのエントリーモデルの遠近両用レンズとハイグレードモデルの遠近両用レンズを比較したものです。遠方・中間・近方どこを見てもハイグレードレンズの方が見える範囲が広いことがわかります。

見え方保証

当店ではお客様に快適にメガネ視生活をおくっていただけるよう保証制度も充実しております。レンズには見え方保証を６カ月間設けておりますので、６カ月以内に見え方や不具合などありましたら無料にて度数変更させていただいております。

見え方保証

まとめ

遠近両用レンズと中近両用レンズ、どちらもそれぞれのメリットとデメリットがあります。選択する際は、自身の生活スタイルや、どの距離での作業が多いかを考慮することが重要です。また、どちらのレンズも初めての場合は適応期間が必要であることを念頭に置き、焦らずに慣れていくことが大切です。「中近両用」と「遠近両用」の実際の見え方や使い方は、遠近両用プロショップでサンプルレンズを使って試すことが可能ですので、是非、店頭でお気軽にご相談いただければと思います。

視力測定も無料でしておりますので、ぜひぜひお気軽にお申し付けくださいね^^

以上、遠近両用レンズと中近両用レンズの比較についてご紹介しました。お客様の生活スタイルやニーズに合ったレンズを選択することで、より充実した日常を送ることができます。メガネのボンボン堂では、一人一人のライフスタイルに合わせた最適なレンズをご提案いたします。ぜひ一度ご相談ください。