舞鶴も朝・晩は涼しくなり、少しづつ秋を感じるようになりましたね。
秋と言えば…読書の秋。
本日は『老眼鏡』についてです♪♪
老眼鏡に見られない老眼鏡とは?
「それって老眼鏡ですか?」と聞いてくる人は中々いないかもしれませんが、老眼鏡を使っていることを知られたくないと思っている人は多いはず。そこで、周りから老眼鏡を使っていると思われにくい老眼鏡とは何かをご説明していきます。
いかにも老眼鏡、老眼っぽい仕草
周りから老眼鏡を使っていると思われにくい老眼鏡とは、どんな老眼鏡だと思いますか?
その答えは逆に、いかにも老眼鏡(物)っぽく見えるものを使わないことや、老眼っぽい仕草(行為)をしないことだと思います。
では、どんな物や行為が老眼っぽく感じるかを確認していきましょう。
● デザインがいかにも老眼鏡
・昔からある古い形のメタルフレーム
いかにもメンズフレーム、いかにもレディースフレームというものがありますが、既製老眼鏡のデザインにも使われていることが多いので、周りからもそう見られがちです。
・安っぽいメガネ
「老眼鏡は見えればいい訳だから安くて十分」という方も多いですが、これがいかにも老眼鏡って感じに見えてしまいます。100均やホームセンター、スーパーマーケットで売られている既製老眼鏡は要注意です。
・折りたたみ式、薄型、カニ目、飾りだらけ
「老眼鏡」でNET検索すると低価格の老眼鏡がたくさん表示されますが、折りたたみ式や薄さ、小ささを売りにした便利系のものは、いかにも老眼鏡という感じがします。
また、女性用にテンプルの所に石飾りが大量についたものや花柄のものも表示されますが、これも昔からあるもので、いかにも老眼鏡という感じがします。
折りたたみ式、薄型、小型、カニ目、飾り付、柄付きは、共に現在80代~90代の方々によく売れた一昔前の老眼鏡です。
・分厚いレンズ
低価格の大量生産物に有りがちなレンズの分厚い老眼鏡。アクリル製で屈折率が低く、透明度も悪く、それでいて色にじみが多いレンズを使用していることが多く、しかも形に合わせて作っているものでもないので、必要以上に分厚くなっていることがあります。これが原因で強度の老眼に見えてしまいます。
● 仕草がいかにも老眼
・眉間にしわを寄せて、眼を細めて物を見る仕草
これ、女性が最も嫌がる事なのではないでしょうか?癖になると眉間のしわが取れなくなってしまうこともあるようです。要注意です。
・物を見るときに、腕を伸ばして遠ざける仕草
ツッパリメガネとも言いますが、見えるところまで物を離す仕草です。「離せば見える」という言い訳も有名です。
・メガネをズラす仕草、メガネを外す仕草
鼻メガネ、デコメガネとも言われていますが、目線からレンズを外すことで近くを見る仕草です。あと、日本人にはあまりなじみが無いのですが、老眼鏡を鼻に掛ける鼻メガネもあります。昔、お笑い芸人出身の県知事が鼻に掛けていたメガネです。
・メガネを掛け替える仕草
普段かけている遠くを見るためのメガネから、近くを見るためのメガネに掛け替える仕草が、いかにも老眼鏡に掛け替えましたという風に見られてしまうようです。
● 結果
いかがですか?「はいはい」とか「あ~それね」というものが沢山あったのではないでしょうか?
デザインがいかにも老眼鏡というものを選ばないようにしつつ、よく見かける仕草をしないようにすれば老眼っぽく見られないという事になりますので、次にそれがどういうものなのかをご説明していきましょう。
老眼鏡に見られない老眼鏡とは
● フレームのデザイン
お洒落なデザインのフレームを選んでいただくと言っても、お洒落って人によって基準が違いますのでなかなか難しいですよね。
そういう場合のコツですが、ブランド物を選ぶか、若干カジュアルなデザインを選ぶのがお奨めです。
カジュアルなデザインって仕事には合わないのでは?という方もいらっしゃいますが、下記の写真のように意外とスーツにも馴染みます。是非、チャレンジしてみてください。
● 遠近両用メガネを作る
遠近両用メガネは、基本的に個人個人に合わせてオーダーメイドで作るものです。よって、極一部を除いて既製品はありません。
これにより、100均やホームセンター、スーパーマーケットで売られている既製老眼鏡のものとは確実に品質の違いが出ますので、見た目の問題はほぼほぼ解消されるはずです。
あとはフレーム選択の時に、いかにもというデザインのものを選ばなければ良いだけです。
次に仕草に関してですが、遠近両用メガネは一本のメガネで遠くも近くも見えるようなメガネになりますので、掛け替える必要は無くなり、ズラす、外すも必要なくなります。
もちろん個人個人に合わせて作ったメガネですから、近くが見えますので、腕を伸ばして遠ざける必要もないですし、眉間にしわを寄せて眼を細める必要もありません。
このように遠近両用メガネであれば、いかにも老眼鏡っぽく見えることや、老眼っぽい仕草は解消することが可能です。
● 中近両用メガネを作る
中近両用レンズは遠近両用レンズと似たような感じのレンズで、室内用の遠近両用レンズとも呼ばれており、室内では遠近両用レンズより使いやすいレンズです。
テレビ、お食事、家族団らん、家事全般、それ以外にパソコンやスマートフォンも見やすくなります。
遠近両用の中間部や近くの見え方に不便さを感じている方や、普段、遠くは見えるので近くを中心にちょっと先まで見たいという方にもお奨めのレンズです。
ただし、遠くは見える部分が少なくなっているため外出にはお奨めできず、外出時は外して頂くことになります。車の運転も禁止となっています。
● 近々両用メガネを作る
お手元専用の老眼鏡と中近両用の間に位置するレンズで、お手元からちょっと先までが見やすいレンズです。
遠くは見えませんので、老眼鏡と同じように掛け替えや、必要な時だけ掛ける事が必要になりますが、デスクトップ型のパソコン作業に適したレンズの為、ご購入される方が増えています。
読書しながらコーヒーカップに手を伸ばしたり、裁縫しながら図面や教本を見たりという事も可能なレンズです。
● オーダーメイドで老眼鏡を作る
既製老眼鏡ではなくオーダーメイドで老眼鏡を作れば、いかにも老眼鏡っぽいデザインを選択しないで済みますし、個人個人に合わせたレンズを選択することも可能です。
ただし、必要な時にメガネを掛け、不要な時は外すことになりますので、仕草の部分で老眼っぽさは残ります。
老眼鏡とは目的が異なる拡大鏡
一時期、大々的にテレビCMが流れていたのでご存じの方も多い「メガネ型のルーペ」がいわゆる拡大鏡です。
老眼鏡と混同してしまいがちですので補足しておきます。
先ず、老眼で衰えてしまった調節力を補うものが「老眼鏡」です。調節力とは近くにピントを合わせるための力のことを言います。
老眼鏡はパソコン、スマホ、読書、新聞など、見たい距離にピントを合わせる道具です。
強さの目安は「+1.0、+1.75、+2.50、+3.0」などの数字で記載されます。
対して「ルーペ(虫眼鏡・拡大鏡)」は針に糸を通す時や一時的に細かい物を拡大したいときに使う大きく見せる道具です。強さの目安は「拡大率(倍率)1.32倍、1.6倍、1.85倍」と記載されています。
因みに、ルーペ(虫眼鏡・拡大鏡)は目の錯覚を利用して大きく見せているので、長時間の使用はお奨めできません。
老眼鏡とルーペは用途が違いますので、老眼には老眼鏡で対処することをお奨めします。
老眼鏡に見られない、ちょっとしたコツを補足
最後に老眼鏡に見られない、ちょっとしたコツをお伝えしておきます。
一つ目は、ちょっと派手めなデザインを選択することです。
派手すぎるのも良くないので難しいのですが、男性なら少し尖ったデザイン、女性なら少し明るめの色やワンポイントで光るデザインのものを選択すると、自然とデザインの方に眼が行くので老眼鏡っぽさが薄まりお奨めです。
二つ目は、早めに対処することです。
ギリギリまで我慢してから対処する方が多いのですが、我慢しているところを周りに見られています。しかも、見えないことで、周りに迷惑を掛けていることがあるかもしれないのも怖いところです。
ご自身もお辛いでしょうし、文字の読み間違いや入力ミスだけでなく、文字を読むこと自体が億劫になって、消極的になっているようでは大変です。
さらに、ギリギリまで我慢することで、初めて作る老眼鏡の度数も強くなってしまい、結果的に慣れるまでに大変な思いをされる方もいらっしゃいますので、早めにお作りになる事をお奨めします。
遠近両用プロショップでは、お客様の用途に合わせた快適なレンズをご提案させていただいております。特に遠近両用レンズを初めてご使用になる方。もしくは、一度試したが慣れなかった方など、是非、遠近両用プロショップへお気軽にご相談ください。
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